約 7,998 件
https://w.atwiki.jp/igebdatabase/pages/229.html
empty
https://w.atwiki.jp/aizufudoki/pages/240.html
陸奥国 若松 郭外 上(うは)町 大日本地誌大系第30巻 上町 上:119、125コマ目、上町 中:134コマ目、上町 下:145コマ目 上町 上大町 上町 中馬場町・一之町・二之町・三之町・四之町・五之町 上町 下甲賀町・大工町・六日町・博労町・鳥居町・杣丁・槻町・堅三日町・本郷町・中六日町・野伏町・中六日町横丁・堀江丁・横三日町・行人町・南横町・屋敷町・愛宕町・阿弥陀町・臺町・寺町・東名子屋町・組町 ※国立公文書館デジタルアーカイブ『新編会津風土記15』より 大町より以東の町々を総て上町と称す。 また甲賀町より東は文禄年中(1593年~1596年)新に置く所故(ゆえ)新町とも称す。 大(おほ)町 大町口の郭門を出て北にゆく通なり。 長6町50間余・幅4間余。末は糠塚町に通す。家数150軒。 至徳元年(1384年)葦名直盛初て置きし所にて、もとは今の郭内の米代一之丁の地にあり。蒲生氏郭の内外を分ち諸士と商売を別ちし時ここに移せり。 この地大抵府下の中央にて市民輻湊(ふくそう)する所故(ゆえ)、一之丁と七日町に岐るる十字街に官より令せらるる掟条目の制札を懸く。因てこの街を札辻という。 四方の里程これより数を起す。 東は本州長沼領界まで8里3町余。 西は越後国新発田領界まで20里余。 南は下野国宇都宮領界まで21里16町。 北は出羽国米沢領界まで9里29町余。 道路凡て6条あり。 東を白川街道とし本郡郷原組原村駅まで3里18町7間。 西を越後街道とし河沼郡坂下組坂下村駅まで3里35町45間半。 南を下野街道とし大沼郡橋爪組関山村駅まで2里34町40間。 また下野に通る裏街道は同郡同組藤田村駅まで2里19町29間。 北を本州二本松及び出羽国米在街道とす。二本松街道は耶麻郡川西組大寺村駅まで2里7町30間、米沢街道は同郡塩川組塩川村駅まで2里31町30間。 七日町と博労町とに問屋を置て往来の荷物を運送せしむ。 この町の内五之町より北を大町名子屋町という。 火見櫓 札辻にあり。小鐘を懸けおき火災を報せしむ。 土産 画蝋燭 この町に齋藤八郎兵衛という蝋燭掛あり。近き頃この品を巧み出せしより今多く広まれり。筆翰竹筍の形真にせまり宮媛の淸翫とするに足れり。 寺院 弥勒寺 この町の西頬にあり。 →弥勒寺 融通寺 弥勒寺の北にあり。 →融通寺 一桂院 持寶院 誓願寺 實成寺 →實成寺 東明寺 この町の末にあり門南にむかう。 →東明寺 善行寺 旧家 大日本地誌大系第30巻 125コマ目 簗田仙右衛門 ※雄山閣版の風土記には「簗田仙右衛門」と記載してあるのですが、万翠堂版を見ると「梁田仙右衛門」となっていて国立公文書館アーカイブの方も「梁田仙右衛門」と書かれています。おそらく「梁」が正しいかと思われます。 先祖は梁田内匠俊信とて(始義種という)その先薩摩国伊佐郡を領して大町に住せし故(ゆえ)世々大町を氏とせしという。 子孫左京盛胤(また肥前と称す)というものあり。康暦元年(1379年)葦名直盛に従て鎌倉より来りこの町に住し市祭を始む。また直盛の命に依て京師に至り、足利将軍義満より会津四郡ならび(幷)隣国までの商人の司たるべき由の仰を蒙り、帰郷の後住吉神社を府城の町口に勧請す(材木町の西にある社なり。併せ見るべし)。新たに市場を開くことあれば、烏帽子直垂を着し商売を従えその地に至り市神を祭り見世割を定めしという。 世々の領主より与える所の文書、今に伝るもの多し。また葦名氏のころより両人の司を任せしにより他邦の出入等をさばきし事その家の日記(元和の頃(1615年~1624年)記せしものという)に詳なり。いまその一二を左に出す。今に至てこの街の検断(けんだん)(*1)を勤め屋敷地の諸役を免除せらる(凡総町の検断名主これに準じ屋敷地の課役を免除す故に毎条これを註せず)。 ※略 古川近江 世々刀剣を鍛ひこの町に住めり。先祖は和泉守兼定にて織田家に仕ふ。その子淸右衛門某、美濃国より会津に来り葦名盛氏に仕ふ。天正17年(1589年)伊達政宗当郡に襲い入り翌年旧領に帰住の時、強て伴うべきよしを命ずれども辭して(*2)従わず。蒲生氏郷・上杉景勝が時も相つきて給事せり。蒲生家再封の時口量を給せしより、相続て今も扶持米を与え家人の列に次せしむ。 家に上杉家より与えし文書の写あり。左に載す。 被下置知行目録 高合貳百石者 耶麻郡の内 宮の前村 此内七石四斗五升八合不足有 此物成三石五斗六升五合 御藏より可足候 右可被任知行候但寄小物外也可爲拂藏納候被仰出候以上 慶長三年戌亥 十月廿六日 滿願寺仙右衛門判 兼貞殿 ※慶長3年=1598年 菅慶傳右衛門 この町の蝋燭掛なり。専属を傳右衛門某という。 文禄元年(1593年)蒲生家より商家一軒の諸役を免除せられりより今の傳右衛門信重に至て9世ここに住す。 家に古文書の写あり。左に載す。 當町蠟燭掛三拾人之事如前〻町諸役被成御免候條有其心得可被申聞候恐〻謹事 後霜月廿八日 町野左近助判 岡半兵衛尉判 河野九朗左衛門殿 石岡所右衛門殿 馬場(ばば)町 大日本地誌大系第30巻 134コマ目 馬場町口の郭門を出て北に行く通なり。 長5町30間余・幅5軒。家数114軒。 葦名氏のことろは今の郭内本一之丁の地に犬追物の馬場あり(本一之丁の条下に詳なり)。この町件の馬場に続ける故(ゆえ)名とすという。文禄元年(1593年)蒲生氏城郭営築のときここに移せり。この地もそのかみ馬場ありしにや。一之丁と二之丁との間の渠(みぞ)に古き杙(くい)数本埋れて残れり。往時馬を繋し杙なりという。 この町の内五之町より北の方を馬場名小屋町という。 寺院 観音堂 この町の西頬にあり。 承應の頃(1652年~1655年)坂内宗澤とて豪富の者あり。同3年(1654年)に請て己が宅地を毀ちこの堂を建立す。 堅三日町修験養壽院これを司る。 旧家 坂内孫右衛門 この町の検断なり。先祖は安倍大和守實信とて駿州(*3)安倍郡を領し足利将軍義輝卿に仕て京師に伺候(しこう)せり。永禄8年(1565年)5月19日松永弾正久秀義輝卿を弑せし時、實信その難に徇(したが)て忠死せり。實信四子あり。長男を助左衛門實乗といい、本領を失て22歳のとき会津に来り葦名盛氏に請てこの地に住す。二男は安倍迦賀、三男は安倍掃部とて甲斐の武田家に仕ふ。四男は安倍善九郎とて参河(*4)に参て奉仕せり。寶乗盛氏の命により氏を坂内と改め長くこの地の人となりき。蒲生氏城郭修築の時この所に宅地を与て町年寄とす。子孫代々豪富にして領主加藤氏も屢(しばしば)彼が亭に宴せし事あり。その時の饌羞の次第を書せしもの今にあり。 寶物 桃核 綸旨 一之町 馬場町より東の方甲賀町に至るを上一之町とし、また馬場町より西の方大町に至るを下一之町とす。二ノ町三之町等みなこれに同じ共に東西の道なり。 上は長1町47間・幅4間、家数22軒。 下は長2町31間・幅4間、家数46軒。 旧家 倉田藏之丞 この町の検断なり。その先は近江源氏にて本国甲賀郡に住せり。室町将軍の時軍功によりて倉田氏を賜いしより世々倉田を称すいう。文禄中(1593年~1596年)蒲生氏城郭修理の時その子孫新右衛門爲實というものこの地に来り、氏郷の命を奉し三奉行に与力し町割を定む。因て大町札辻にて宅地を与え町年寄りとせり(今の検断なり)。爲實より今の蔵之丞爲興に至て凡12世なりという。 古文書一通あり。左に載す。 うけとり申ゑひらくせん之事 一 四拾壹貫三百貳文はかねかいせん残ゑいらく 一 七貫貳百四十文はかりのかけりんのゑいらく 右うけ取如件 慶長十九年 八月廿二日 つほね くらたしんへもんとの参る ※慶長19年=1614年 この外寛永中(1624年~1645年)加藤家より与えし文書数通を蔵む。 二之町 一之町の北に並び上は中六日町の角より馬場町まで。 長20間余・幅4間余。家数51軒。 下は長2町31間・幅4間余。家数56軒。 旧家 角田彦右衛門 この町の検断なり。先祖は角田弾正藤原秀義とて延元2年(1337年)11月越前黒丸城落し時会津に来りしという。10世の裔(えい)(*5)刑部憲光というもの葦名盛氏に仕て弓大将となる。天正巳丑の乱(天正17年=1589年。葦名家と伊達家の戦い)の後落魄(らくはく)(*6)し、文禄中(1593年~1596年)蒲生氏城郭修理の時より町年寄となり代々これを勤む。家寶も多くありしが慶長20年(1615年)災に罹て僅に存するもの左の如し。 寶物 國俊懐剣 雁画 風間久兵衛 この町の塩を商うものなり。世系の履歴を詳にせず。その先葦名家に仕ふといい伝う。7世の祖久兵衛信氏という者の時蒲生家より与えし文書あり。左に出す。 當町鹽宿之儀兩人ニ被仰付候然者鹽役之儀從當月毎月以御年貢舛貳石宛岡田吉左衛門方ヘ可相渡候諸商人順路に可有者裁判者也 慶長六 岡半兵衛 後十一月十日 之正(花押) 町野左近助 繁 (花押) 鹽屋肥前殿 鈴木三河殿 三之町 二之町の北に並び上は甲賀町より馬場町まで。 長1町20間余・幅3間、家数23軒。 下は長2町31間・幅4間余、家数59軒。 神社 荒神社 祭神 不明 創設 不明 この町の北頬にあり。 天文22年(1553年)正福寺の僧稱説という者再興すという。 鳥居あり。即正福寺これを司る。 寺院 正福寺 荒神社の北に続く。 山號を竹林山という。真言宗大町弥勒寺の末寺なり。 昔は商福寺といい後改て正福寺に作る。 元和年中(1615年~1624年)炎に罹て旧記焼失し何人の開基という事を知らず。 相伝て天文22年(1553年)沙門稱説宇を修造すという。 本尊不動客殿に安ず。 四之町 三之町の北に並び上は博労町より馬場町まで。 長2町46間・幅4間余、家数24軒。 下は2町30間・幅4間、家数52軒。 神社 稲荷神社 祭神 稲荷神? 創設 不明 この町の北頬にあり。鳥居あり。 寺院 地蔵堂 この町の北頬にあり。 もと御堂屋敷と唱え応安3年(1370年)と彫付し鰐口あしという。今はなし。 相伝う、往古この堂府城の西北に在て大破せしを葦名盛氏再興す。 文禄元年(1593年)蒲生氏城郭営築の時本町と共に移りしが、慶長中(1596年~1615年)地震に逢て堂舎零落し今は僅の塗籠に安ず。 修験正善院司る。 旧家 萩原小隅 9世の祖を川北三左衛門重宗という。近江の産にて蒲生家に仕え屢(しばしば)戦功ありしとぞ。天正18年(1590年)氏郷に従てこの地に来れり。子を新助有宗という。加藤家に仕ふ。後明友石州(*7)に移りし時市井の人となれり。その子吉兵衛武宗氏を萩原と改めこの町に住して甲冑をつくる事を業とせり。吉兵が子吉之丞國重が時月俸を与て家人の列に次せしより相続て今の小隅家邦に至れり。 五之町 四之町の北に並び上は中六日町より馬場町まで。長3町29間余・幅3間、家数22軒。 下は2町30間余、家数39軒。 寺迹2 共にこの町の内にあり。 一は徳壽院といい文禄元年(1593年)に真精という真言の僧開基し光明山と號し道場小路観音寺の末寺なりしとぞ。 一は正壽院といい開基詳ならず。天正巳丑の乱(天正17年=1589年)に兵燹(へいせん)に逢て荒廃せしを蒲生秀行の時再興し宇都宮の産宥慶という僧を住職とす。大和町弥勒寺の末山なりしとぞ。共に住僧なきにより寛文9年(1669年)に廃し蹟を町屋敷とす。 神社 稲荷神社 祭神 稲荷神? 創設 不明 この町の北頬にあり。鎮座の初を知らず。 寺院 實相寺 →實相寺 高巖寺 この町の北頬にあり。 →高巖寺 甲賀(かふか)町 大日本地誌大系第30巻 145コマ目 馬場町の東に並び甲賀町口の郭門を出て北の方滝沢町組町に通す。 長5町10間余・幅4間、家数95軒。 蒲生氏就封の後江州(*8)日野より従来る者を置きし所故(ゆえ)日野町と號く(徒町井上浄先寺の所蔵本願寺準如が与る書に会津若松日野とある是なり)。加藤嘉明封に就て日火称同きを忌みて同州の郡名に改め甲賀町と名く。今は商家を置き南端に士屋敷1軒あり。 客館 この町東頬堅三日町の北角にあり。 南に門あり。 青藍舎 この町の南端東頬にあり。 師範を置き佐助数員これに隷す。家人の班卑き者より足軽同心等の子弟までここに入れ誦師に就て業を受しむ。俊秀なる者あれば考試して国学に升せまた習書数学等の稽古をなさしむ。国学日新館に隷す。 神社 稲荷神社 祭神 稲荷神? 創設 不明 この町の西頬にあり。 勧請の年代を詳にせず。鳥居あり。 別当栴壇院 本山派の修験なり。開山覺秀より現住憲意まで17世といい伝う。 大工(だいく)町 甲賀町の南端より東の方本六日町まで。長13間余・幅3間余。家数8軒。 この町蒲生家の時は士屋敷ありしが後工匠多く居りし故(ゆえ)この名あり。 六日(むいか)町 甲賀町の東に並び六日町口の郭門を出て北にゆく通なり。末は上二之町に至る。 長2町15間・幅5軒、家数49軒。 蒲生氏の時市日を定めこの町にて六六の日に市を立てし故(ゆえ)この名ありとぞ。 この町の内大工丁より南を上六日町とし北を本六日町とす(大沼郡橋爪組本郷村の条下に天正中(1573年~1593年)葦名盛氏岩崎より黒川城に帰住せし時この町も共に彼地より移りしといい伝う) 旧家 下坂甚左衛門 その先甚兵衛爲康は近江国坂本八郎左衛門康綱が縁者にて幼稚の時より随従し悉(ことごと)く刀剣を鍛る秘訣を伝ふという。康綱が弟子3人あり三所に分かれ住す。所謂(いわゆる)越前の下坂・筑後の下坂・伊予の下坂なり。伊予の下坂は即甚兵衛爲康にて加藤家に仕え鎗長刀を鍛ふ。寛永4年(1627年)従てこの地に来る。明友石州所替の時浪々せり後、また当家より月俸を与て家人の列に次せしより今の甚左衛門爲直に至る。家に左馬形と称へ鎗と長刀の形を蔵む。昔時(せきじ)左馬助嘉明戦場の利方を考がえ自らこのかたを製し先祖爲康に与る所という。長刀の形は長3尺1寸当時のままにて木像なり。鎗の形は長1尺1寸即爲康が鍜へし所にて嘉明が与しものは失へき。その図左に載す。 ※略 博労(ばくらう)町 六日町の末に続き滝沢町に至る。 その間5町42間余・幅5間、家数109軒。 この町蒲生家の時博労(ばくろう)(*9)多く住し故(ゆえ)この名あり。また近き頃までこの地に毎年馬市あり。遠近の人多く集れり。今は行人町に移せり(東黒川上河原分の地雑はる)。 寺院 自在院 この町の西頬にあり。 福聚山満蔵寺と號す。会津真言四ヶ寺の一にて江戸護持院の末寺たり。 相伝う、應永30年(1423年)法印長巖今の郭内諏訪神社の側に一蘭若を草創し、十一面観音を本尊とし天満宮を鎮守とすという。その後第9世俊在宗門の義虎たるを以て密家の諸老相招て筑波山智足院を領せしむ。第11世行翁寺境狭くして衆徒領し難きを憂へ領主蒲生氏郷に請て今の地に移せり。11世尊慶が時秀行より寺産50石を付す。その頃までは寶器古文書等多く有しが延享中(1744年~1748年)災に罹て烏有(うゆう)(*10)すという。今寺領20石を付し封内の封内の末寺凡19ヶ寺あり。 昔は五之町にあり寶暦2年中(1752年)よりこの町に開く。 制札 客殿 庫裏 鐘楼 経藏 観音堂 天満宮 祭神 勧請 應永30年(1423年) 経藏の南にあり。 当院草創の時開山長巖今の高久組天満村より勧請し鎮護の神とす。 相伝て、猪苗代兼載幼稚にして詠歌を好み当院に就て薙髪(ちはつ)(*11)し恒にこの神に祈り遂に連歌の宗匠たることを得しという(兼載が事耶麻郡川東組小平潟村の条下に詳なり)。 鳥居 両柱の間9尺。 本社 4尺4面東向。 幣殿 2間に1間。2尺。 拝殿 4間に2間。2尺。 寶物 兼載 一幅 大日書像 一幅 菅神絵縁起 三軸 鳥居(とりい)町 六日町の南端より東の方横三日町に至る。 東西2町1間余・幅3間余、家数30軒。 この地昔は伊舎須弥(いさすみ)神社の境内にて大なる石鳥居あり。文禄中(1593年~1596年)外郭営築の時社地を削り町を置く。されども通りは毀(こぼ)たずして町中に在し故(ゆえ)町名となりしという。件の鳥居は慶長16年(1611)の地震に悉(ことごと)く碎け倒れて今礎石のみ存す。加藤氏の時杉山某とて市井を司りし者この石往来の巷にありて無用の物なり、八角の境内に入べし、とて人夫をして挽しむるに重くして動かすこと能はず因て側の地を堀てその中に埋みぬ。その夜杉山が女子俄に物に狂て口ばしりけるは凡有司の職絶たるを継き廃れたるを。起すを以て志とするべきに左は無しで年久き鳥居の礎石を埋み、そのかみの名残だになくせしこと神慮をも憚(はばか)らず有司の志にも背く。これを罰せんか為め汝が女子の命を断ち7日の中に土中に埋めんと云いて猶(なお)慄き狂うこと甚し。杉山驚き中夜に人を馳て彼石を掘出し邊に埒(かこい)を結廻しその上に女子が命恙(つつが)なくば速に鳥居を造立すべしと祈誓せしが神罰遁(のが)れ難く7日を過ずして女子身まかれり。爾せしより後人この石を懼(おそ)れたふとむこととなれり。また往古より死者を葬るに社前を憚(はばか)りてこの町を通さす、押て通る者は必その家に祟りありという。 神社 伊舎須弥神社 この町の北頬にあり。 →伊舎須弥神社 稲荷神社 祭神 稲荷神? 創設 不明 この町の南頬にあり。 杣(そま)町 鳥居町の中ころより南に折れ屈曲して横三日町に通す。 長1町26間・幅3間、家数10軒(紺屋敷及び東黒川蚕養宮村千石町分の地雑はる。 槻(つきのき)町 鳥居町の北に並び長1町53間余・幅3間余、家数30軒。 またこの町の中ころより六日町に通する小路あり。 この地往古大なる槻(*12)あり故(ゆえ)に町名とせり。 堅三日(たつみつか)町 槻町の北に並び東は千石町の木戸より西は甲賀町に至る。 長4町41間余・幅4間余、家数85軒。 昔はこの町にて三三の日市立あり故(ゆえ)に名く。或はこの町も天正中(1573年~1593年)本郷村より移れる所ともいう。 本郷(ほんがう)町 堅三日町の北に並び東は行人町より西は中六日町に至る。 長59間余・幅4間余、家数26軒。 この町も本郷村より移せる所故(ゆえ)この名ありとぞ。 中六日(なかむいか)町 博労町の東に並び南は本郷町より北は滝沢組町に至る。 長4町27間・幅4間、家数99軒。 旧家 五郎兵衛 長谷川氏にてこの町に住り世次の初を伝えず。世々錫を商いしと見え。家に蒲生家より与えし焼印の板札2枚を蔵む。今も錫を煉鬻(ひさ)ぎ出す。板札の図如左。 ※略 野伏(のぶし)町 本郷町の北に並び東は行人町より西は甲賀町に至る。 長2町56間・幅3間、家数25軒。 中六日町より東を上野伏町をいい西を下野伏町をいう。もと本郷村岩崎の城下に在りて弓組足軽の居なり。故この称ありという。文禄(1593年~1596年)にここに移せるにや。若くは天正中(1573年~1593年)盛氏岩崎より還りし頃移せしにや。その詳なることは知ず。 寺院 円満寺 この町の北頬にあり。 薬王山と號す。醍醐松橋無量壽院末寺真言宗なり。 相伝う、天文2年(1533年)権大僧都宥元という僧開基す。その後何の頃にか院宇敗廃し殆ど廃せんとするに至れり時に宥繁という者力を竭(つ)(く)し頽廃(たいはい)を修理し堂塔を再建し旧観に復せり。これを当寺の初祖とす。 本尊大日客殿に安ず。 薬師堂 境内にあり。 中六日町横(なかむいかまちよこ)丁 野伏町の北に並び、東西1町48間余・幅3間余、家数5軒。 故(ゆえ)に五軒町ともいう。 寺院 満福寺 この町の南頬にあり。 如意山と號す。博労町自在院の末寺真言宗なり。 蒲生氏就封の始秀連という僧この地を請て当寺を開けり。 本尊大日客殿に安ず。 旧家 中条道辰 この町に住し刀鍛冶を業とす。その先を長俊といい三善藤四郎政長が弟子なり。その子長重もまた政長に随て学びぬ。長重が子道辰早歳にして政長が子長道が門に入り元禄14年(1701年)京師に赴き伊賀守金道に就て奥秘を極むという。その後自ら造るところの太刀を朝廷に献し若狭守に任ぜらる。帰郷の後月俸を与え家人の列に次れしより今に至て猶(なお)道辰と称しその業をつけり。若狭守道辰に賜所の宣旨今に伝て家珍とす。その文如左 上卿 櫛笥中納言 元禄十四年五月七日宣旨 藤原道辰 宣任若狭守 蔵人頭左近衛權中將藤原隆長 奉 堀江(ほりえ)丁 東黒川蚕養宮村八角分の民居にて中六日町横丁の北に並び、東は行人町より西は中六日町に至る。 長1町10間・幅4間、家数31軒。 寛永18年(1641年)に置き堀江某という者この町の長とせし故(ゆえ)名くという。昔は遊女町にて繁華の地なりしが当家就封の後これを止めり(即蚕養宮村八角分の地なり)。 横三日(よこみつか)町 六日町の東に並び、南は三日町口の郭門より北は堅三日町に至る。 長2町34間余・幅5間、家数59軒。 昔この町にも三三の日に市立あり故(ゆえ)名く。 行人(ぎやうにん)町 横三日町の北に続き末は滝沢町組町に至る。 長4町35間余・幅5間、家数65軒。 東の方に小路2条あり。南の小路は東名古屋町に通し北の小路は田間に通す。文禄の頃(1593年~1596年)行壽という行人この地に住せし故(ゆえ)町名となれり。この町に年々馬市あり(蚕養宮村と八角分の地雑はれり)。 神社 稲荷神社 祭神 稲荷神? 創設 建久2年(1191年)~? この町の西頬にあり。 神體(しんたい)は木像、長8寸8分。究て古物にて耳目鼻口の形も朽ちてさだかならず。三浦義連随身の像という。相伝ふ、義連当郡に封せらるるに及び赤沼内膳というもの跡を追て鎌倉より来る。義連これを喜しこの神體を付与し社頭を建立し内膳をして神職たらしめ神田許多(あまた)を寄付せしという。自来赤沼稲荷と称し士民の尊祟他に異なりしに、星霜移りて漸々に衰廃し伊達氏兵乱の後は愈(いよいよ)荒廃せり。文禄中(1593年~1596年)蒲生氏市街を改めし時行人行壽その来由を訴えしかば即再興あり。今に赤沼稲荷と称す鳥居あり。武石隠岐が司なり。 南横(みなみよこ)町 三日町の南端より東に折れ臺町に至る。 長2町・幅4間、家数36軒。 屋敷(やしき)町 南横町の北に並び、長1町55間余・幅3間、家数26軒。 そのかみ蒲生氏郷の老母住せし屋敷の趾故(ゆえ)町名となる(舊事雑考には彼徒を居きし由書せり)。今その時の用水なりとて、井中を水底より石にて疊み上げ布を着せ黒漆に塗れる古井あり。寛永の頃(1624年~1645年)までは士屋敷ありしが改て市店とせり。また加藤成明の時(寛永8年(1631年)~寛永20年(1643年))杉山某という者この地に一寺を建立して杉林寺といい、後杉山罪を得て蟄居し寺もまた毀(こぼ)たり(寺蹟詳ならず)。 愛宕(あたご)町 屋敷町の北に並び、長1町39間余・幅3間余、家数33軒。 この町城東慶山村(南青木組)愛宕山に通る道にて別当金蔵院世々ここに家居するゆえに名けり。この町の中程より北の方堅三日町をへて東名子屋町に出る小路あり。 阿弥陀(あみだ)町 愛宕町の東に続き千石町専福寺前通に至る、長58間余・幅3間余、家数25軒。 昔いつの頃にか阿弥陀堂ありし故(ゆえ)町名とせしという。 臺(だいの)町 南は縦町願成就寺前通の末より北は阿弥陀町の角に至る。 長1町24軒・幅3間余、家数17軒。 地高の所なる故(ゆえ)名けり。 また屋敷町より北野法を浄光寺町ともいう。昔、井上浄光寺この地にありし故名けり。 寺院 薬師堂 この町の北頬にあり。 3間半四面南向。 縁起を按ずるに、至徳元年(1384年)葦名直盛小田山城営築の時鎌倉より移りし場内の鎮護佛とし、寛永14年(1637年)内郭修理の時滝沢村八幡宮の側に移して別当延壽院4世秀純に属して奉持せしむ。正保3年(1646年)秀海が時訴る旨ありて境内に移し世々別当食たり。 別当延壽院 本当の西にあり。 一城山と號す。醍醐三寶院の末寺真言なり。 開山を亮圓という。 慶長6年(1601年)蒲生秀行再封の時密宗の僧侶8人をして国家安全を祈らしむ。亮圓その一なり。これに於いて今の道場を開き蒲生家より寺産50石を付せりという。2世亮榮宇都宮正福寺に移住して寺産を失う。始は延命院と號せしが第4世秀純が時今の號に改む。 寺(てら)町 堅三日町の北に並び、東は餌指町(千石町)の末西は行人町に至る。 長1町38間・幅4間、屋敷28軒。 この地往昔寺院多し故(ゆえ)に町名とせり。 寺院 真龍寺 この町の北頬にあり。 京師西本願寺の末山浄土真宗なり。 天正の頃(1573年~1593年)川井某という者菩提心を発し播州(*13)大阪に赴き、本願寺顯如に就て髪を薙ぎ名を慶善と改め画像の本尊一幅を請い受て帰り小庵を結で住す。これを当寺の開祖とす。2世慶順しばしば京師に往来し寺號及び顯如が影像木佛の本尊等を得て帰り勤行益怠ることなく相続て今に至れり。 本尊弥陀客殿に安ず。背後に『慶長九辰年九月廿三日奥州會津郡後町眞龍寺』と書せり(慶長9年=1604年)。また鐘一口あり。径2尺5寸、『寛延三庚午歳仲冬廿五日願主當舎第六世釋稱慶冶工早山淸左衛門藤原伊次』と彫付あり(寛延3年=1750年。仲冬=冬半ばの一か月。陰暦では十一月)。 本覺寺 真龍寺の西に並べり。 悟空山と號す下野国真壁郡大澤圓通寺の末山浄土宗なり。 天正の頃(1573年~1593年)洛陽東山禪林寺の弟子空山という僧大沼郡向羽黒城下三日町(橋爪組)に一宇の称小刹を建立す。文禄の初(1593年~)氏郷市街宅地を定るに及て諸檀越と共に府下に移り後空と空圓という僧相続て住せしが幾くも無して院宇破壊し再び修理する者なり。元和4年(1618年)の秋下野国小倉圓充寺の僧良乗という者この地に来り忠郷の命に依て当寺に住し廃れたるを再興せり。これに於いて如空山本覺寺と號す。故に良乗を第1世とす。その後世々相承て今に至る。 本尊三尊弥陀客殿に安ず。 鐘一口あり。径2尺3寸余『于時元文五庚申五月日奥州會津若松如空山本覺寺第十二世現住心蓮社良專比丘謹誌』と彫付あり(元文5年=1740年)。 東名子屋(ひがしなごや)町 寺町の中程より北の方田圃(たんぼ)に出る道なり。 長1町13間・幅3間、家数17軒(八角分の地雑はれり)。 倉屋敷 この町の末にあり。家人に給する倉米を蔵む。 寺院 妙音寺 この町の東頬にあり。 天台宗福徳山と號す。郭内延壽寺の末寺なり。 開基の年月詳ならず。 舊事雑考元亀2年(1571年)未覺仙法印書すという書付あり。また当時談議所と称せ由を書せり。今はなし。今客殿の側に板戸2枚を遺せり。大和人形の画にて挿刀衣服の製など大に今と異にして極て古画なり。 本尊釈迦客殿に安ず。 観音堂 境内にあり。 組(くみ)町 東名子屋町の末より東に行く道にて足軽同心の居なり。 長57間余・幅9尺、家数24軒。 北は倉屋敷にて東南は田圃(たんぼ)なり。またこの町より南に出る小路あり。この邊を北花畑と称す。近き頃置く所なり。 角場 この村の東端にあり。
https://w.atwiki.jp/megalon/pages/205.html
#blognavi 利坊さんが月記に反応して描いてきれました。(2005/3/15) 車で通りがかりに写真をとったお地蔵さんです。 ありがたや〜 カテゴリ [利坊] - trackback- 2006年03月01日 20 29 40 名前 コメント #blognavi
https://w.atwiki.jp/tenkai_cr/pages/506.html
549 :名無しさん必死だな :2006/04/19(水) 19 46 26 ID YIUYHvqr 昨日、帰宅途中に寄った店でPSoneCONBO見つけちゃって 思わず数本のソフトと共に衝動買い。計7000円弱の出費。 CONBOって、カワイイ…。 据え置き機から離れてたから何だかとても新鮮な そんでもって懐かしい感じで、暫く中古屋巡りしちゃいそう。。。 サウンドノベルとか、ビブリボンとか、考えただけでワクワクする! 何かお勧めあったら教えて~(酔わなそうな物で) 568 :名無しさん必死だな :2006/04/19(水) 20 22 44 ID HYv8dTzF 549 2999年のゲームキッズ serial experiments lain かまいたちの夜 里美の謎 558 :名無しさん必死だな :2006/04/19(水) 20 12 10 ID Lo5tnG4q 549 まずは好みのタイプきぼん。 オススメ厨の俺は的を絞れません>< 571 :名無しさん必死だな :2006/04/19(水) 20 31 21 ID YIUYHvqr 558 わ!嬉しい。 好みは結構何でもするからなぁ~。 視点がグルグルだと酔うからそれを避けて買おうかな。と思ってるんだけど ちなみに買ったのは 新テーマパーク、ビーマニドリカム、FF9、FFT。 見つけたら買う予定でいるのは、パラッパ、ウンジャラ、鈴木爆発とかかな。 安いから勢いで、ガツガツ購入してしまいそうだから 隠れた名作とか、ノベル物とか教えて貰えたら凄く嬉しいかも~です。 574 :名無しさん必死だな :2006/04/19(水) 20 40 55 ID qQrpVhve 549 ゲッP-X 4枚組シューティング。アオシマに版権の連絡したらイデオン送ってきたという逸話がある 探偵神宮時三郎 夢の終わりに 終盤のポリ三郎がアレだがシリーズ最高傑作 マジカルドロップ3 お手軽パズルゲー ファイアーウーマン纏組 3枚組のうち2枚がドラマCDだったりするが地味に良作。 以前出てないのだとこんな所か。メタモルVとかも思い出したがキニシナイ 581 :名無しさん必死だな :2006/04/19(水) 20 55 34 ID AulP8qgI 549 クロス探偵物語(ADV) PS系でのADVならコレが一番好き デュープリズム/ロックマンダッシュ(A・RPG) どちらも視点はマシな方。共に続編の製作は現時点では無理っぽい。 THEダブルシューティング(STG) PSでのSTGならこの辺りが無難な気がする。 悪魔城ドラキュラX(A・ADV) 探索系A・ADVとしては、メトロイドと双璧をなすかと TOファンタジア/DQ4/ジルオール(RPG) 但し、ジルオールはロード等が長い為、短気な方にはお薦め出来ない。 584 :名無しさん必死だな :2006/04/19(水) 20 57 36 ID pO8x7rlo 549 ベルデセルバ戦記 鈍色の攻防 プラネットライカ アストロノーカ 私のPS2はほとんどPSソフトの ためにあるようなもんだよ>< 588 :名無しさん必死だな :2006/04/19(水) 20 59 55 ID zhrEZHBN 549 夜想曲1、2(ノベル) 未プレイなら街(サウンドノベル) 影牢(トラップアクション) アストロノーカ(野菜作りシミュレーション+トラップバトル) せがれいじり(バカ) 590 :名無しさん必死だな :2006/04/19(水) 21 06 49 ID bF4OFxQD 549 キャプテンラヴお勧め。 東京タワーフェチでだみ声のメインヒロインとの絆を守るために 言い寄ってくるヒロインたちを振りまくる恋愛?アドベンチャー。 ギャルゲー嫌いの人にむしろ受けるかもしれないシナリオです。 591 :名無しさん必死だな :2006/04/19(水) 21 08 38 ID xMigso99 PSはメジャーどころしか買わなかったなあ・・・。 千円以下で買えそうなとこだと サイキックフォース(ドラゴンボール風格闘ゲームの良作) バストアムーブ(唄リズムゲーのはしり) 592 :名無しさん必死だな :2006/04/19(水) 21 12 29 ID q+nh1IZh 549 キャプテンラブ アナザーマインド リモートコントロールダンディ ミザーナフォールズ 597 :名無しさん必死だな :2006/04/19(水) 21 18 23 ID rkdEEadm 592 「ミザーナフォールズ」を薦めるのはどうかと思う。 「シェンムー」のミステリ版みたいな感じで、高い位置を目指していたけど 技術力が全然追いついていない感じだったから。 595 :名無しさん必死だな :2006/04/19(水) 21 15 40 ID r/o1cH9R 549 海腹川背旬(釣竿使ってぶら下がりつつ道を切り開くアクションゲーム) どきどきポヤッチオ(ボーイミーツガールなひと夏をすごせるパン配達アドベンチャー) レーシングラグーン(PS1RPG最高傑作……流石はRPGのスクウェアとうならせる完璧シナリオなのさ…) 596 :名無しさん必死だな :2006/04/19(水) 21 17 59 ID k+5oYU3s 549 鈴木爆発 せがれいじり 598 :名無しさん必死だな :2006/04/19(水) 21 19 11 ID Lo5tnG4q 549 ・サイレントボマー タイトーのレイシリーズのようなサイトで爆弾を設置するマゾA・STG ・ミラノのアルバイトコレクション 佳作ミニゲーム集。幼女萌え。 ・ちっぽけラルフの大冒険 80年代アーケード風の横スクアクション。 ボス戦はなぜか格ゲー風。 ・かえるの絵本 劣化ときメモ的育成システムの難易度激低RPG。 章が終わる度に作られる絵本でほんわか。 ・シルバー事件 須田ゲー… 困ったらとりあえずガンパレ、俺屍、どきどきポヤッチオだ! 601 :名無しさん必死だな :2006/04/19(水) 21 22 04 ID GA5mWJVg 549 個人的には、「倫敦精霊探偵団」を推したい。 RPG部分のバランスがいまいち良くなかったりするけど、 キャラクターとか雰囲気とか話とか、なんか好きだ。 607 :名無しさん必死だな :2006/04/19(水) 21 34 16 ID pO8x7rlo 601 あ、そのゲーム好きだなぁ 似たような雰囲気で天使同盟も好きだ ただしこっちもバランスメチャクチャ! 602 :名無しさん必死だな :2006/04/19(水) 21 23 28 ID ZfIFPipU 571 RPGだと ワイルドアームズ2 幻想水滸伝1・2 テイルズオブファンタジア FF9 こんなとこかな。FF9は既に持ってんのな。 個人的に9はFFシリーズで一番好きだ。 賛否以前に話題にすら上らんのが悲しい・・ テキスト系が好きなようなので、まずシルバー事件をオススメしとく。 608 :名無しさん必死だな :2006/04/19(水) 21 38 34 ID P8LatbAY アナスタシアでご飯三杯いける 615 :名無しさん必死だな :2006/04/19(水) 21 43 38 ID aeirsygZ 608 アナスタシアでシャドハが出てくる俺はリングの精好き。 609 :名無しさん必死だな :2006/04/19(水) 21 40 04 ID Y7wGJEhX 602 FF9は個人的には好き、7・8・10に比べると世界観も良いしキャラクターも立ってるし テーマ曲も結構好きでCD買ったりしてるし。 でも戦闘に入るときにロードが長かったり中盤からヒロインが役立たずになったり 個人的にストーリーがわかり難かったのがちょっと難点、 正直FF映画やFF7ACよりもこの世界観で映画を作った方が良かったのではないかと思ったり。 606 :名無しさん必死だな :2006/04/19(水) 21 33 44 ID Xgerjdin WA2は未だに心に残ってるなあ。内容よりも曲とOP/EDアニメが。 トミノ度高杉の技・敵・設定は当時は元ネタしらなかったがww ムービーをエンドレス再生するだけでも元は取れる。 1本道お気楽RPGで良ければ「マール王国の人形姫」 1本道お気楽SRPGで良ければ「サモンナイト1/2」あたりもオススメ。 この2本はアニメ好きならって事で。 ゲームの80%ぐらいをテキストが占めてて、 ストーリーや演出も凝ってる。とにかく中身の濃い作品。 今ちょっと入手困難気味なのが難点かな。 他には風雨来記、パレット-Forget me not-とかかね。夏の北海道に興味があれば風雨来記を。一風変わったアドベンチャーを楽しみたいならパレットを。どちらもオススメだにょ。 以上、長文スマソでした。 613 :名無しさん必死だな :2006/04/19(水) 21 42 33 ID fKafn1Qu ここの住人にお勧め聞くときりがないなw とか言いつつ俺のお勧めはゼルドナーシルトspecial 戦闘画面がリアルタイムのちょっと珍しい方式のSRPG。 キャラ絵はドラキュラの小島文美。 614 :名無しさん必死だな :2006/04/19(水) 21 43 26 ID YcvW9fym 別スレでちょっと出てたけど、アランドラも面白かった
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/86.html
俺の屍を越えてゆけ 1-287・289~293、13-50~54・514・516・535 287 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:03/11/1917 26 ID DEVpC9sb 鬱スレより転載、俺の屍を越えていけ 166 :名無しさん@お腹いっぱい。(sage) :03/11/1407 35ID lfrpDWUh 京都に朱点童子(便宜上、以降、鬼朱点と呼びます)と言う鬼がいて京都で暴れまくっていました。 当然、帝も放っておく訳も無く、何人もの武士が鬼朱点のすむ大江山に派遣されましたが 人間が勝てるはずも無く、ことごとく返り打ちにあってしまいました。 そんな中、子供が産んだばかりの夫婦、源太とお輪がついに鬼朱点の寝床にまで辿り着く事ができました。 ところが鬼朱点の卑怯な罠で源太はあっさり死亡。 京都においてきたはずの子供を人質に取られ、お輪もなすがままにどこかに連れ去られてしまいます。 そこで鬼朱点はお輪との約束通り、その子供を殺さず、見のがしてくれます。 (ただし、復讐を恐れて人と交わって子孫が残せない呪いと 長くても2年しか生きられない呪いをかけられてしまいます。) それを哀れに思った天界の最高権力者、大照天昼子が その子供に力を貸し、神様と交わり子孫を残せるようにしてくれます。 この子供が主人公です。寿命がすぐ来て呆気なく死にますが。 そして神様と交わり、子孫がいつか仇の朱天童子を討つ、というのがOPです。289 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:03/11/1917 28 ID DEVpC9sb 287 167 :名無しさん@お腹いっぱい。(sage) :03/11/1408 17ID lfrpDWUh ここまでは上にも書いてある通り、単純な勧善懲悪物です。ただ、鬼朱点を倒す事で状況が一変します。 また、このゲームには数多くのダンジョンが存在し、そこにいるボスにまで深い意味があります。 とりあえず鬼朱点を倒すまでの状況は以下。 主人公の回りの人 お輪…主人公の母親。行方不明。 黄川人…ダンジョンに入るごとに現れる案内役の少年。そのダンジョンの由来について説明してくれる。 鬼朱天に呪いをかけられたらしく、この世に実体が無い。 大照天昼子…一番偉い神様。善意で主人公を助けてくれた。 実はつい最近、大照天夕子の力添えで天界のトップになった。 ダンジョンの由来とボス 相翼院…心無い人間に子供を奪われた天女が化けて出る場所。 ボス…片羽のお業。子供を奪われ、見せ物小屋を引きずり回された天女が鬼になったもの。 鳥居千万宮…子供のできない女がお百度参りの末、子供を拾った。 その後、次々幸運が訪れたが旦那に捨てられ、その鳥居で首を吊った。 ボス…九尾吊りお紺。首を吊った女が鬼になったもの。 九重楼…天界に無断で人に風と火の使い方を教えた神様が幽閉されている塔。 ボス…雷電五郎、太刀風五郎。 人が風と火で戦争をしている事を憂い、今では人と関わるのを嫌っている。 白骨城…大江山で朱点童子に殺され、成仏できない霊がさまよっている。 ボス…大江ノ捨丸。自分達は見殺しにされたのに 何故か神様に救われた主人公一族を逆恨みしている。 大江山…朱点童子の住処。 ボス…鬼朱点。主人公一族の仇。 290 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:03/11/1917 30ID DEVpC9sb 289 170 :165(sage) :03/11/14 10 38 ID rVMdv8of そしてようやく鬼朱点を倒すと幾人かの神様が何故か解放され、 同時に中から本物の朱点童子(黄川人)が出てきます。 大まかな事の真相を言うと、昔、片羽ノお業が地上で人間との間に2人、子供を産みました。 (神と人間の間に生まれた子供は何故か神をも超える素質を備えており、 神と人の子を天界では「朱点童子」と呼ぶようになりました。) この事は天界でも問題になり、この子供二人をどうするかが協議され、 天界の意見はまっぷたつに割れました。 朱点童子は危険なので抹殺しようと言う保守派。 逆に朱点童子を人間達の王にしようという革新派。 長い議論の末、時の権力者の大照天夕子が革新派だった事で 一応、天界としては、この二人の子供を人間達の新しい王様にする事に決まりました。 そして色んな人間にこの二人の朱点童子を王として祭り上げるよう神託を与えました。 神託を信じた人間はすぐさま朱点童子達の暮らす大江山へと集まり、 一つの村を形成しはじめました。(大江山に行くと朽ちた家などそのなごりが多数あります) しかし、それを快く思わない保守派の神様は、当時、人間達の王だった 時の帝に朱点童子達が幼いうちに討て、と神託を与えました。 そして神託を信じた時の帝は大江山に向け挙兵。大江山にすむ信者ともども 片羽のお業は捕まり、そして朱点童子のうちの一人である女の子も殺されてしまいます。 もうひとりの朱点童子(黄川人)は信者達の手により逃げのび、 鳥居千万宮に放置された所を九尾吊りお紺に保護されます。291 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:03/11/1917 32 ID DEVpC9sb 290 172 :165(sage) :03/11/14 11 03 ID rVMdv8of そしてこの事態に大照天夕子は一つの決断をくだします。 強力な力を持つ、死んでしまった黄川人の姉の朱点童子を神として天界に上げ、 「大照天昼子」と名付け、自らを後見人に天界のトップに置きました。 そして大照天昼子は自らを快く思わない保守派の神様を 天界から追放し、そのほとんどが鬼へと身を落としました。 (書き忘れましたが色んなダンジョンには鬼になってしまった神がいますが このほとんどが保守派の神様であると予測されます) そしてその頃、九尾吊りお紺に保護された黄川人は恩返しのつもりか お紺に富くじの当たり券など多くの幸運を授けますが、そのせいで旦那が他所に女を作り、 金を全て持ち逃げしてしまい、悲観したお紺は鳥居で首を吊り死んでしまいます。 途方にくれさまよう黄川人は天界を追放された最強の男神、氷の皇子に出会い、保護されます。 しかし、乳を与えようにも男神である氷の皇子から乳が出るはずも無く やむなく氷の皇子は自分の血を与えてしまいます。 そして氷の皇子の血で成長した黄川人は膨大な力を元に時の帝に復讐を始めます。292 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:03/11/1917 34 ID DEVpC9sb 291 173 :165(sage) :03/11/14 11 28 ID rVMdv8of 黄川人は大江山を根城に本格的に京都を焼き払いました。 天界としても人間達に復讐を始めた黄川人を放置しておく訳にもいかず 黄川人を抹殺すべく、総掛かりで黄川人に挑み、 なんとか黄川人を手下の鬼の中に封じ込める事が出来ましたが、 同時に幾人かの強力な神様も道連れにされ、黄川人と一緒に封印されてしまいました。 (鬼朱点を倒した時に解放された神様がそうです。) それでも黄川人は幽体として世間に干渉する力を残しており、 封印されてしまった神様ともどもこのままでは良くないと思った大照天昼子は一つの計画を立ち上げます。 「計画的に朱点童子を作り、そいつらに黄川人を殺させる」 そして白刃の矢が立ったのは片羽のお業の姉妹、「お輪」。 お輪は地上に降り、源太という人間との間に子を作り、鬼朱点に挑みます。 源太とお輪にとって鬼朱点にやられる事は計画的であったかどうかは定かではありませんが 天界にとっては計画どおりだったようです。 そして二人の子供(主人公)は計画通りに大照天昼子に助けられ、 計画通り、親の仇として、鬼朱点を倒す事を目指します。 この事は封印を解くチャンスなので黄川人にとっても都合が良く、 主人公を見のがし、主人公一族の道先案内人をかって出たと言う訳です。 (ただし主人公達があまり強くならないように短命の呪いをつけて)293 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:03/11/1917 36 ID DEVpC9sb 292 174 :165(sage) :03/11/14 11 47 ID rVMdv8of 軽くまとめると、 主人公一族…黄川人を殺すために作られた朱点童子。 源太…ただの強い人間。 お輪…神の一人。片羽ノお業の為に計画に賛同。 ちなみにラストダンジョンの最深部に行くと、 今まで倒してきた雑魚敵が全て黄川人がお輪に産ませた怪物である事が判明する。 つまり今まで倒してきた雑魚敵は全部、異父兄弟。 黄川人…最強の朱点童子。片羽ノお業の息子で大照天昼子の弟。 大照天昼子…片羽ノお業の娘で黄川人の姉。朱点童子で天界最高権力者。 片羽ノお業…大照天昼子、黄川人の母親。 九尾吊りお紺…黄川人の育ての親。自害。 雷電五郎、太刀風五郎…大照天昼子に天界復帰を条件に主人公達を鍛えていた。 大江ノ捨丸…大照天昼子に主人公一族を全滅させれば神にしてやる、と言われ、 最後に結局自分が主人公一族を鍛えるために利用されていたと悟る。 小説版では片羽ノお業を捕まえ、大照天昼子を殺害した張本人。 氷の皇子…黄川人の育ての親。力を黄川人に奪われた。 50名無しさん@お腹いっぱい。sage05/03/04 11 21 36ID jummykdW 俺の屍を越えてゆけのまとめサイトの補足(続き)を書こうと思ってたら、ttp //www.linda3.co.jp/ ここのコラムに会話が載ってるので詳しく知りたい人はあっちを参照してください 一応、まとめサイトの続きを簡単に投下します。 51俺の屍を越えてゆけ(続き)sage05/03/04 11 34 23ID jummykdW 本物の朱点童子である黄川人を解放してしまった一族は黄川人やダンジョンのボスから 事件の真相を聞きながら黄川人が居る地獄への鍵を手に入れ、地獄で黄川人を打ち倒す。 その時、一緒にお輪も殺してしまうが、お輪は神の姿に戻り、 赤ん坊姿になった黄川人とともに天界に帰っていた。 一族の遺影がテーマソングとともに流れてエンディング 一族の呪いが解けたことを示す描写はないが、次回作の構想を読むと呪いは解けたらしい 52俺の屍を越えてゆけ(続き)sage05/03/04 12 14 24ID jummykdW さらに補足、黄川人から 「僕を殺す役目を果たしたら、神以上の力を手に入れた一族は神々にとって邪魔者になる」 というようなことを言われるが、もし、黄川人を倒しても呪いが解けなかった場合、 神々が一族と交わるのを止めれば、一族は呪いで勝手に滅んでしまうので、神側としては好都合。 この事実や事件の真相を知って、神々に不信感を持っても、一族としては神々の助けを借りるしかなく、 黄川人を倒すしかない。 さらに、お手伝いさんとして一族を励まし続けてきたイツ花こそが計画の首謀者・昼子だと分かり、さらに鬱 53名無しさん@お腹いっぱい。05/03/04 14 20 16 ID B9z72A4k 50 むー、どこに会話があるのか探せなかった ヒントキボン 54名無しさん@お腹いっぱい。sage05/03/04 14 47 58ID jummykdW 53 サイトの一番下辺りにある「COMPANY」の3つ目の桝田省治コラムにある。 桝田省治コラムの中程にある俺の屍を越えてゆけコーナーの「俺屍、台詞集」がそれ。 順番はストーリー上とは違うんで気をつけて読んで下さい 514漏屍sage2005/03/21(月) 05 07 45ID pA4fYKKB 俺屍まとめ(公式指南書より抜粋) ■神様 →魔法or技術で不老不死になった何千~万年前の人間。 副作用の為か、子孫を残す事が出来なくなる。 ■人間 →不老不死にならなかった昔の人。 今の人類の祖先。 ■はじまり(1) →時は流れて天女がある人間を好きになり結果、天女は女子(イツ花)と男子(黄川人)の二人の子供を身籠る事となる。 ここで神と人が交わると神の血(力)を引いた子供が産まれる事が証明される。 ■はじまり(2) この子供を巡り、天界は2つに割れる。 革新派:子供達を自分の代理として人間を支配させよう。 保守派:人間に関わるのは止めよう。 まだ自分達の知識を伝える段階ではない。 ■はじまり(3) 革新派の神様が人間界に 【お前達の新しい指導者だ】 っておふれを出す。 で、それを信じた者達が子供達の為に大江山に都を造る。 しかし、時の帝がこれを阻止。 結局、天女と旦那、イツ花はその場で殺される。 唯一、黄川人は信者の手により逃げ落ちる。 516漏屍sage2005/03/21(月) 05 34 24ID pA4fYKKB ■イツ花 →大江山で殺されたイツ花の魂は天界に行き昼子になり、肉体は転生しイツ花になる(非公式?) ■黄川人 →生き残った黄川人は世の中を怨みながら成長。途中、氷ノ皇子などから力の使い方を学ぶ。 が、危機を感じた天界の神々により黄川人の部下の鬼(鬼朱点)の体に封印される。 ■朱点童子 →神様と人間の間に産まれた子供達の暗称。 イツ花、黄川人、主人公一族の事を指す。 ■主人公一族 「朱点童子を殺す為だけに生まれたもうひとりの朱点童子、それが君達の始祖サ!!」 (地獄での黄川人との会話) 535名無しさん@お腹いっぱい。sage2005/03/21(月) 14 18 56ID InhhrMoC 514 帝の軍勢に保守派の神が武器とか術を貸し与えていたことも。 肉体がイツ花になる所は小説で描かれてるから、公式としてもいいんじゃなかろうかね。 補足として小説の話:大江山で死んだイツ花の魂は神となり、魂寄せお蛍に導かれ天界へ上り、 肉体は神となった魂の神気を浴びて新たな魂が宿り、爺さんと婆さんに拾われて育つ。 小学生ぐらいの年齢で相場屋に奉公に行く事になり、奉公先の主人に眼鏡を貰う。 天界ではイツ花の魂は他の神から「放(ひ)られた子」ということで「放る子(ヒルコ)」と呼ばれ、 一部の神(革新派)から忌み嫌われていた。 その後、放る子は昇天の儀式で神としての自分の名前の希望を問われ「昼子」と答え、 更に天界一の実力者である大照天夕子から苗字を賜り 「大照天昼子」(苗字は反対にすると天照大となり、アマテラスを表す)と名乗ることになる。 人間のイツ花は天界での一部始終を夢として見ており、そこでの昼子はいつも泣いている。 一方、黄川人を連れて逃げた信者は神社の鳥居で力尽き、黄川人は 人間だったころの九尾吊りお紺に拾われる。ダメな亭主のおかげで人生を苦にしたお紺は 神社の鳥居で黄川人を絞め殺し、自らも首を吊って死ぬ。しかし黄川人は死んでおらず、 氷ノ皇子のもとに辿り着く皇子は赤子だった黄川人に母乳の代わりとして自らの血を与える。 神界でも最上位の皇子の血を吸って黄川人は力をつけ、皇子から術を習う。 黄川人は冷たい流水道の底にあって、唯一赤い存在という事で「朱点」と名付けられる。 ある時、人間に酷い目に遭わされ下水道に捨てられ死に掛けの敦賀ノ真名姫(人魚)を 見つけた皇子は経を唱え昇天させようとする。しかし、真名姫を助けようと考えた黄川人は 皇子から習った術で反発し、皇子を倒して何処かへ消える。 黄川人は人間への復讐を誓い、大江山を襲った山賊の捨丸を彼に怨みを持つ怨霊を使役して殺す。 京の都は妖気に包まれ、天界では滝が燃え上がり、大地が崩れるなどの災害が起こっていた。 災いの原因が昼子の弟である黄川人である事を突き止めた神々は、その原因を作った革新派の 神々に黄川人の始末を命じる。結果的に、昼子を含む二十柱の神々が朱点討伐に赴く事になった。 地上では、景気付けにと相場屋の主人が部下を率いて大文字の送り火をするが、 突如現れた少年(黄川人)に襲われ、送り火は紫色に激しく燃え上がり「大・江・山」と形を変える。 その直後から都の周辺には妖怪が跋扈するようになる。人々は絶望したが、天界の夢を見るイツ花は 諦めていなかった。ある朝、人々が空を見上げると天界から無数の神々とその眷属が大江山に 列をなして向かっていく。人々は神々の戦闘を進む見慣れない女神(昼子)について噂した。 朱点の配下の妖怪や怨霊達と神々の激闘の末、傷ついた神々は昼子の合図と共に 光となって朱点に捨て身で向かい動きを止める。が、同時に封印を施す筈だった昼子は動かない。 裏切ったかと思われた昼子だが、朱点を確実に封じる為に敵を油断させていたのだ。 朱点は力が強いだけの馬鹿な鬼に封じられ昼子は一人、天界へ帰る。 相変わらず妖気は消え去らないが、それでも活気を取り戻した人々はあの新しい女神を奉る神社を、都の焼け跡の一角に建てる。 騒動で主人を失ったイツ花はそこで昼子神の巫女となり、ゲームでは主人公の家に仕えることになる。
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/754.html
俺の屍を越えていけ 1-287・289~293、13-50~54・514・516・535 287 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:03/11/1917 26 ID DEVpC9sb 鬱スレより転載、俺の屍を越えていけ 166 :名無しさん@お腹いっぱい。(sage) :03/11/1407 35ID lfrpDWUh 京都に朱点童子(便宜上、以降、鬼朱点と呼びます)と言う鬼がいて京都で暴れまくっていました。 当然、帝も放っておく訳も無く、何人もの武士が鬼朱点のすむ大江山に派遣されましたが人間が勝てるはずも無く、ことごとく返り打ちに遭ってしまいました。 そんな中、子供を産んだばかりの夫婦、源太とお輪がついに鬼朱点の寝床にまで辿り着く事ができました。 ところが鬼朱点の卑怯な罠で源太はあっさり死亡。 京都においてきたはずの子供を人質に取られ、お輪もなすがままにどこかに連れ去られてしまいます。 そこで鬼朱点はお輪との約束通り、その子供を殺さず、見のがしてくれます。 (ただし、復讐を恐れて人と交わって子孫が残せない呪いと長くても2年しか生きられない呪いをかけられてしまいます。) それを哀れに思った天界の最高権力者、大照天昼子がその子供に力を貸し、神様と交わり子孫を残せるようにしてくれます。 この子供が主人公です。寿命がすぐ来て呆気なく死にますが。 そして神様と交わり、子孫がいつか仇の朱天童子を討つ、というのがOPです。 289 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:03/11/1917 28 ID DEVpC9sb 287 167 :名無しさん@お腹いっぱい。(sage) :03/11/1408 17ID lfrpDWUh ここまでは上にも書いてある通り、単純な勧善懲悪物です。ただ、鬼朱点を倒す事で状況が一変します。 また、このゲームには数多くのダンジョンが存在し、そこにいるボスにまで深い意味があります。 とりあえず鬼朱点を倒すまでの状況は以下。 主人公の回りの人 お輪…主人公の母親。行方不明。 黄川人…ダンジョンに入るごとに現れる案内役の少年。そのダンジョンの由来について説明してくれる。 鬼朱天に呪いをかけられたらしく、この世に実体が無い。 大照天昼子…一番偉い神様。善意で主人公を助けてくれた。 実はつい最近、大照天夕子の力添えで天界のトップになった。 ダンジョンの由来とボス 相翼院…心無い人間に子供を奪われた天女が化けて出る場所。 ボス…片羽のお業。子供を奪われ、見せ物小屋を引きずり回された天女が鬼になったもの。 鳥居千万宮…子供のできない女がお百度参りの末、子供を拾った。 その後、次々幸運が訪れたが旦那に捨てられ、その鳥居で首を吊った。 ボス…九尾吊りお紺。首を吊った女が鬼になったもの。 九重楼…天界に無断で人に風と火の使い方を教えた神様が幽閉されている塔。 ボス…雷電五郎、太刀風五郎。人が風と火で戦争をしている事を憂い、今では人と関わるのを嫌っている。 白骨城…大江山で朱点童子に殺され、成仏できない霊がさまよっている。 ボス…大江ノ捨丸。自分達は見殺しにされたのに何故か神様に救われた主人公一族を逆恨みしている。 大江山…朱点童子の住処。 ボス…鬼朱点。主人公一族の仇。 290 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:03/11/1917 30ID DEVpC9sb 289 170 :165(sage) :03/11/14 10 38 ID rVMdv8of そしてようやく鬼朱点を倒すと幾人かの神様が何故か解放され、同時に中から本物の朱点童子(黄川人)が出てきます。 大まかな事の真相を言うと、昔、片羽ノお業が地上で人間との間に2人、子供を産みました。 (神と人間の間に生まれた子供は何故か神をも超える素質を備えており、神と人の子を天界では「朱点童子」と呼ぶようになりました。) この事は天界でも問題になり、この子供2人をどうするかが協議され、天界の意見はまっぷたつに割れました。 朱点童子は危険なので抹殺しようと言う保守派。 逆に朱点童子を人間達の王にしようという革新派。 長い議論の末、時の権力者の大照天夕子が革新派だった事で一応、天界としては、この2人の子供を人間達の新しい王様にする事に決まりました。 そして色んな人間にこの2人の朱点童子を王として祭り上げるよう神託を与えました。 神託を信じた人間はすぐさま朱点童子達の暮らす大江山へと集まり、一つの村を形成しはじめました。(大江山に行くと朽ちた家等そのなごりが多数あります) しかし、それを快く思わない保守派の神様は、当時人間達の王だった時の帝に朱点童子達が幼いうちに討て、と神託を与えました。 そして神託を信じた時の帝は大江山に向け挙兵。大江山にすむ信者ともども片羽のお業は捕まり、そして朱点童子のうちの1人である女の子も殺されてしまいます。 もう1人の朱点童子(黄川人)は信者達の手により逃げのび、鳥居千万宮に放置された所を九尾吊りお紺に保護されます。 291 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:03/11/1917 32 ID DEVpC9sb 290 172 :165(sage) :03/11/14 11 03 ID rVMdv8of そしてこの事態に大照天夕子は一つの決断をくだします。 強力な力を持つ、死んでしまった黄川人の姉の朱点童子を神として天界に上げ、「大照天昼子」と名付け、自らを後見人に天界のトップに置きました。 そして大照天昼子は自らを快く思わない保守派の神様を天界から追放し、その殆どが鬼へと身を落としました。 (書き忘れましたが色んなダンジョンには鬼になってしまった神がいますがこの殆どが保守派の神様であると予測されます) そしてその頃、九尾吊りお紺に保護された黄川人は恩返しのつもりかお紺に富くじの当たり券など多くの幸運を授けますが、その所為で旦那が他所に女を作り、金を全て持ち逃げしてしまい、悲観したお紺は鳥居で首を吊り死んでしまいます。 途方にくれさまよう黄川人は天界を追放された最強の男神、氷の皇子に出会い、保護されます。 しかし、乳を与えようにも男神である氷の皇子から乳が出るはずも無くやむなく氷の皇子は自分の血を与えてしまいます。 そして氷の皇子の血で成長した黄川人は膨大な力を元に時の帝に復讐を始めます。 292 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:03/11/1917 34 ID DEVpC9sb 291 173 :165(sage) :03/11/14 11 28 ID rVMdv8of 黄川人は大江山を根城に本格的に京都を焼き払いました。 天界としても人間達に復讐を始めた黄川人を放置しておく訳にもいかず黄川人を抹殺すべく、総掛かりで黄川人に挑み、何とか黄川人を手下の鬼の中に封じ込める事が出来ましたが、同時に幾人かの強力な神様も道連れにされ、黄川人と一緒に封印されてしまいました。 (鬼朱点を倒した時に解放された神様がそうです。) それでも黄川人は幽体として世間に干渉する力を残しており、封印されてしまった神様ともどもこのままでは良くないと思った大照天昼子は一つの計画を立ち上げます。 「計画的に朱点童子を作り、そいつらに黄川人を殺させる」 そして白刃の矢が立ったのは片羽のお業の姉妹、「お輪」。 お輪は地上に降り、源太という人間との間に子を作り、鬼朱点に挑みます。 源太とお輪にとって鬼朱点にやられる事は計画的であったかどうかは定かではありませんが天界にとっては計画通りだったようです。 そして2人の子供(主人公)は計画通りに大照天昼子に助けられ、計画通り親の仇として、鬼朱点を倒す事を目指します。 この事は封印を解くチャンスなので黄川人にとっても都合が良く、主人公を見のがし、主人公一族の道先案内人をかって出たと言う訳です。 (ただし主人公達があまり強くならないように短命の呪いをつけて) 293 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:03/11/1917 36 ID DEVpC9sb 292 174 :165(sage) :03/11/14 11 47 ID rVMdv8of 軽くまとめると、 主人公一族…黄川人を殺す為に作られた朱点童子。 源太…ただの強い人間。 お輪…神の一人。片羽ノお業の為に計画に賛同。 因みにラストダンジョンの最深部に行くと、今まで倒してきた雑魚敵が全て黄川人がお輪に産ませた怪物である事が判明する。 つまり今まで倒してきた雑魚敵は全部、異父兄弟。 黄川人…最強の朱点童子。片羽ノお業の息子で大照天昼子の弟。 大照天昼子…片羽ノお業の娘で黄川人の姉。朱点童子で天界最高権力者。 片羽ノお業…大照天昼子、黄川人の母親。 九尾吊りお紺…黄川人の育ての親。自害。 雷電五郎、太刀風五郎…大照天昼子に天界復帰を条件に主人公達を鍛えていた。 大江ノ捨丸…大照天昼子に主人公一族を全滅させれば神にしてやると言われ、最後に結局自分が主人公一族を鍛える為に利用されていたと悟る。 小説版では片羽ノお業を捕まえ、大照天昼子を殺害した張本人。 氷の皇子…黄川人の育ての親。力を黄川人に奪われた。 50名無しさん@お腹いっぱい。sage05/03/04 11 21 36ID jummykdW 俺の屍を越えてゆけのまとめサイトの補足(続き)を書こうと思ってたら、 ttp //www.linda3.co.jp/ ここのコラムに会話が載ってるので詳しく知りたい人はあっちを参照してください 一応、まとめサイトの続きを簡単に投下します。 51俺の屍を越えてゆけ(続き)sage05/03/04 11 34 23ID jummykdW 本物の朱点童子である黄川人を解放してしまった一族は黄川人やダンジョンのボスから事件の真相を聞きながら黄川人が居る地獄への鍵を手に入れ、地獄で黄川人を打ち倒す。 その時、一緒にお輪も殺してしまうが、お輪は神の姿に戻り、赤ん坊姿になった黄川人とともに天界に帰っていた。 一族の遺影がテーマソングとともに流れてエンディング 一族の呪いが解けたことを示す描写はないが、次回作の構想を読むと呪いは解けたらしい 52俺の屍を越えてゆけ(続き)sage05/03/04 12 14 24ID jummykdW さらに補足、黄川人から 「僕を殺す役目を果たしたら、神以上の力を手に入れた一族は神々にとって邪魔者になる」 というようなことを言われるが、もし黄川人を倒しても呪いが解けなかった場合、神々が一族と交わるのを止めれば、一族は呪いで勝手に滅んでしまうので、神側としては好都合。 この事実や事件の真相を知って、神々に不信感を持っても、一族としては神々の助けを借りるしかなく、黄川人を倒すしかない。 さらに、お手伝いさんとして一族を励まし続けてきたイツ花こそが計画の首謀者・昼子だと分かり、さらに鬱 53名無しさん@お腹いっぱい。05/03/04 14 20 16 ID B9z72A4k 50 むー、どこに会話があるのか探せなかった ヒントキボン 54名無しさん@お腹いっぱい。sage05/03/04 14 47 58ID jummykdW 53 サイトの一番下辺りにある「COMPANY」の3つ目の桝田省治コラムにある。 桝田省治コラムの中程にある俺の屍を越えてゆけコーナーの「俺屍、台詞集」がそれ。 順番はストーリー上とは違うんで気をつけて読んで下さい 514漏屍sage2005/03/21(月) 05 07 45ID pA4fYKKB 俺屍まとめ(公式指南書より抜粋) ■神様 →魔法or技術で不老不死になった何千~万年前の人間。 副作用の為か、子孫を残す事が出来なくなる。 ■人間 →不老不死にならなかった昔の人。 今の人類の祖先。 ■はじまり(1) →時は流れて天女がある人間を好きになり結果、天女は女子(イツ花)と男子(黄川人)の2人の子供を身籠る事となる。 ここで神と人が交わると神の血(力)を引いた子供が産まれる事が証明される。 ■はじまり(2) この子供を巡り、天界は2つに割れる。 革新派:子供達を自分の代理として人間を支配させよう。 保守派:人間に関わるのは止めよう。 まだ自分達の知識を伝える段階ではない。 ■はじまり(3) 革新派の神様が人間界に 【お前達の新しい指導者だ】 っておふれを出す。 で、それを信じた者達が子供達の為に大江山に都を造る。 しかし、時の帝がこれを阻止。 結局、天女と旦那、イツ花はその場で殺される。 唯一、黄川人は信者の手により逃げ落ちる。 516漏屍sage2005/03/21(月) 05 34 24ID pA4fYKKB ■イツ花 →大江山で殺されたイツ花の魂は天界に行き昼子になり、肉体は転生しイツ花になる(非公式?) ■黄川人 →生き残った黄川人は世の中を怨みながら成長。途中、氷ノ皇子等から力の使い方を学ぶ。 が、危機を感じた天界の神々により黄川人の部下の鬼(鬼朱点)の体に封印される。 ■朱点童子 →神様と人間の間に産まれた子供達の暗称。 イツ花、黄川人、主人公一族の事を指す。 ■主人公一族 「朱点童子を殺す為だけに生まれたもう1人の朱点童子、それが君達の始祖サ!!」 (地獄での黄川人との会話) 535名無しさん@お腹いっぱい。sage2005/03/21(月) 14 18 56ID InhhrMoC 514 帝の軍勢に保守派の神が武器とか術を貸し与えていたことも。 肉体がイツ花になる所は小説で描かれてるから、公式としてもいいんじゃなかろうかね。 補足として小説の話:大江山で死んだイツ花の魂は神となり、魂寄せお蛍に導かれ天界へ上り、肉体は神となった魂の神気を浴びて新たな魂が宿り、爺さんと婆さんに拾われて育つ。 小学生ぐらいの年齢で相場屋に奉公に行く事になり、奉公先の主人に眼鏡を貰う。 天界ではイツ花の魂は他の神から「放(ひ)られた子」ということで「放る子(ヒルコ)」と呼ばれ、一部の神(革新派)から忌み嫌われていた。 その後、放る子は昇天の儀式で神としての自分の名前の希望を問われ「昼子」と答え、更に天界一の実力者である大照天夕子から苗字を賜り「大照天昼子」(苗字は反対にすると天照大となり、アマテラスを表す)と名乗ることになる。 人間のイツ花は天界での一部始終を夢として見ており、そこでの昼子はいつも泣いている。 一方、黄川人を連れて逃げた信者は神社の鳥居で力尽き、黄川人は人間だった頃の九尾吊りお紺に拾われる。ダメな亭主のおかげで人生を苦にしたお紺は神社の鳥居で黄川人を絞め殺し、自らも首を吊って死ぬ。しかし黄川人は死んでおらず、氷ノ皇子の元に辿り着く皇子は赤子だった黄川人に母乳の代わりとして自らの血を与える。 神界でも最上位の皇子の血を吸って黄川人は力をつけ、皇子から術を習う。 黄川人は冷たい流水道の底にあって、唯一赤い存在という事で「朱点」と名付けられる。 ある時、人間に酷い目に遭わされ下水道に捨てられ死に掛けの敦賀ノ真名姫(人魚)を見つけた皇子は経を唱え昇天させようとする。しかし、真名姫を助けようと考えた黄川人は皇子から習った術で反発し、皇子を倒して何処かへ消える。 黄川人は人間への復讐を誓い、大江山を襲った山賊の捨丸を彼に怨みを持つ怨霊を使役して殺す。 京の都は妖気に包まれ、天界では滝が燃え上がり、大地が崩れる等の災害が起こっていた。 災いの原因が昼子の弟である黄川人である事を突き止めた神々は、その原因を作った革新派の 神々に黄川人の始末を命じる。結果的に、昼子を含む二十柱の神々が朱点討伐に赴く事になった。 地上では、景気付けにと相場屋の主人が部下を率いて大文字の送り火をするが、突如現れた少年(黄川人)に襲われ、送り火は紫色に激しく燃え上がり「大・江・山」と形を変える。 その直後から都の周辺には妖怪が跋扈するようになる。人々は絶望したが、天界の夢を見るイツ花は諦めていなかった。ある朝、人々が空を見上げると天界から無数の神々とその眷属が大江山に列をなして向かっていく。人々は神々の戦闘を進む見慣れない女神(昼子)について噂した。 朱点の配下の妖怪や怨霊達と神々の激闘の末、傷ついた神々は昼子の合図と共に光となって朱点に捨て身で向かい動きを止める。が、同時に封印を施す筈だった昼子は動かない。 裏切ったかと思われた昼子だが、朱点を確実に封じる為に敵を油断させていたのだ。 朱点は力が強いだけの馬鹿な鬼に封じられ昼子は1人、天界へ帰る。 相変わらず妖気は消え去らないが、それでも活気を取り戻した人々はあの新しい女神を奉る神社を、都の焼け跡の一角に建てる。 騒動で主人を失ったイツ花はそこで昼子神の巫女となり、ゲームでは主人公の家に仕えることになる。
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1285.html
俺の屍を越えていけ 1-287・289~293、13-50~54・514・516・535 287 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:03/11/1917 26 ID DEVpC9sb 鬱スレより転載、俺の屍を越えていけ 166 :名無しさん@お腹いっぱい。(sage) :03/11/1407 35ID lfrpDWUh 京都に朱点童子(便宜上、以降、鬼朱点と呼びます)と言う鬼がいて京都で暴れまくっていました。 当然、帝も放っておく訳も無く、何人もの武士が鬼朱点のすむ大江山に派遣されましたが人間が勝てるはずも無く、ことごとく返り打ちに遭ってしまいました。 そんな中、子供を産んだばかりの夫婦、源太とお輪がついに鬼朱点の寝床にまで辿り着く事ができました。 ところが鬼朱点の卑怯な罠で源太はあっさり死亡。 京都においてきたはずの子供を人質に取られ、お輪もなすがままにどこかに連れ去られてしまいます。 そこで鬼朱点はお輪との約束通り、その子供を殺さず、見のがしてくれます。 (ただし、復讐を恐れて人と交わって子孫が残せない呪いと長くても2年しか生きられない呪いをかけられてしまいます。) それを哀れに思った天界の最高権力者、大照天昼子がその子供に力を貸し、神様と交わり子孫を残せるようにしてくれます。 この子供が主人公です。寿命がすぐ来て呆気なく死にますが。 そして神様と交わり、子孫がいつか仇の朱天童子を討つ、というのがOPです。289 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:03/11/1917 28 ID DEVpC9sb 287 167 :名無しさん@お腹いっぱい。(sage) :03/11/1408 17ID lfrpDWUh ここまでは上にも書いてある通り、単純な勧善懲悪物です。ただ、鬼朱点を倒す事で状況が一変します。 また、このゲームには数多くのダンジョンが存在し、そこにいるボスにまで深い意味があります。 とりあえず鬼朱点を倒すまでの状況は以下。 主人公の回りの人 お輪…主人公の母親。行方不明。 黄川人…ダンジョンに入るごとに現れる案内役の少年。そのダンジョンの由来について説明してくれる。 鬼朱天に呪いをかけられたらしく、この世に実体が無い。 大照天昼子…一番偉い神様。善意で主人公を助けてくれた。 実はつい最近、大照天夕子の力添えで天界のトップになった。 ダンジョンの由来とボス 相翼院…心無い人間に子供を奪われた天女が化けて出る場所。 ボス…片羽のお業。子供を奪われ、見せ物小屋を引きずり回された天女が鬼になったもの。 鳥居千万宮…子供のできない女がお百度参りの末、子供を拾った。 その後、次々幸運が訪れたが旦那に捨てられ、その鳥居で首を吊った。 ボス…九尾吊りお紺。首を吊った女が鬼になったもの。 九重楼…天界に無断で人に風と火の使い方を教えた神様が幽閉されている塔。 ボス…雷電五郎、太刀風五郎。人が風と火で戦争をしている事を憂い、今では人と関わるのを嫌っている。 白骨城…大江山で朱点童子に殺され、成仏できない霊がさまよっている。 ボス…大江ノ捨丸。自分達は見殺しにされたのに何故か神様に救われた主人公一族を逆恨みしている。 大江山…朱点童子の住処。 ボス…鬼朱点。主人公一族の仇。 290 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:03/11/1917 30ID DEVpC9sb 289 170 :165(sage) :03/11/14 10 38 ID rVMdv8of そしてようやく鬼朱点を倒すと幾人かの神様が何故か解放され、同時に中から本物の朱点童子(黄川人)が出てきます。 大まかな事の真相を言うと、昔、片羽ノお業が地上で人間との間に2人、子供を産みました。 (神と人間の間に生まれた子供は何故か神をも超える素質を備えており、神と人の子を天界では「朱点童子」と呼ぶようになりました。) この事は天界でも問題になり、この子供2人をどうするかが協議され、天界の意見はまっぷたつに割れました。 朱点童子は危険なので抹殺しようと言う保守派。 逆に朱点童子を人間達の王にしようという革新派。 長い議論の末、時の権力者の大照天夕子が革新派だった事で一応、天界としては、この2人の子供を人間達の新しい王様にする事に決まりました。 そして色んな人間にこの2人の朱点童子を王として祭り上げるよう神託を与えました。 神託を信じた人間はすぐさま朱点童子達の暮らす大江山へと集まり、一つの村を形成しはじめました。(大江山に行くと朽ちた家等そのなごりが多数あります) しかし、それを快く思わない保守派の神様は、当時人間達の王だった時の帝に朱点童子達が幼いうちに討て、と神託を与えました。 そして神託を信じた時の帝は大江山に向け挙兵。大江山にすむ信者ともども片羽のお業は捕まり、そして朱点童子のうちの1人である女の子も殺されてしまいます。 もう1人の朱点童子(黄川人)は信者達の手により逃げのび、鳥居千万宮に放置された所を九尾吊りお紺に保護されます。291 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:03/11/1917 32 ID DEVpC9sb 290 172 :165(sage) :03/11/14 11 03 ID rVMdv8of そしてこの事態に大照天夕子は一つの決断をくだします。 強力な力を持つ、死んでしまった黄川人の姉の朱点童子を神として天界に上げ、「大照天昼子」と名付け、自らを後見人に天界のトップに置きました。 そして大照天昼子は自らを快く思わない保守派の神様を天界から追放し、その殆どが鬼へと身を落としました。 (書き忘れましたが色んなダンジョンには鬼になってしまった神がいますがこの殆どが保守派の神様であると予測されます) そしてその頃、九尾吊りお紺に保護された黄川人は恩返しのつもりかお紺に富くじの当たり券など多くの幸運を授けますが、その所為で旦那が他所に女を作り、金を全て持ち逃げしてしまい、悲観したお紺は鳥居で首を吊り死んでしまいます。 途方にくれさまよう黄川人は天界を追放された最強の男神、氷の皇子に出会い、保護されます。 しかし、乳を与えようにも男神である氷の皇子から乳が出るはずも無くやむなく氷の皇子は自分の血を与えてしまいます。 そして氷の皇子の血で成長した黄川人は膨大な力を元に時の帝に復讐を始めます。292 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:03/11/1917 34 ID DEVpC9sb 291 173 :165(sage) :03/11/14 11 28 ID rVMdv8of 黄川人は大江山を根城に本格的に京都を焼き払いました。 天界としても人間達に復讐を始めた黄川人を放置しておく訳にもいかず黄川人を抹殺すべく、総掛かりで黄川人に挑み、何とか黄川人を手下の鬼の中に封じ込める事が出来ましたが、同時に幾人かの強力な神様も道連れにされ、黄川人と一緒に封印されてしまいました。 (鬼朱点を倒した時に解放された神様がそうです。) それでも黄川人は幽体として世間に干渉する力を残しており、封印されてしまった神様ともどもこのままでは良くないと思った大照天昼子は一つの計画を立ち上げます。 「計画的に朱点童子を作り、そいつらに黄川人を殺させる」 そして白刃の矢が立ったのは片羽のお業の姉妹、「お輪」。 お輪は地上に降り、源太という人間との間に子を作り、鬼朱点に挑みます。 源太とお輪にとって鬼朱点にやられる事は計画的であったかどうかは定かではありませんが天界にとっては計画通りだったようです。 そして2人の子供(主人公)は計画通りに大照天昼子に助けられ、計画通り親の仇として、鬼朱点を倒す事を目指します。 この事は封印を解くチャンスなので黄川人にとっても都合が良く、主人公を見のがし、主人公一族の道先案内人をかって出たと言う訳です。 (ただし主人公達があまり強くならないように短命の呪いをつけて)293 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:03/11/1917 36 ID DEVpC9sb 292 174 :165(sage) :03/11/14 11 47 ID rVMdv8of 軽くまとめると、 主人公一族…黄川人を殺す為に作られた朱点童子。 源太…ただの強い人間。 お輪…神の一人。片羽ノお業の為に計画に賛同。 因みにラストダンジョンの最深部に行くと、今まで倒してきた雑魚敵が全て黄川人がお輪に産ませた怪物である事が判明する。 つまり今まで倒してきた雑魚敵は全部、異父兄弟。 黄川人…最強の朱点童子。片羽ノお業の息子で大照天昼子の弟。 大照天昼子…片羽ノお業の娘で黄川人の姉。朱点童子で天界最高権力者。 片羽ノお業…大照天昼子、黄川人の母親。 九尾吊りお紺…黄川人の育ての親。自害。 雷電五郎、太刀風五郎…大照天昼子に天界復帰を条件に主人公達を鍛えていた。 大江ノ捨丸…大照天昼子に主人公一族を全滅させれば神にしてやると言われ、最後に結局自分が主人公一族を鍛える為に利用されていたと悟る。 小説版では片羽ノお業を捕まえ、大照天昼子を殺害した張本人。 氷の皇子…黄川人の育ての親。力を黄川人に奪われた。 50名無しさん@お腹いっぱい。sage05/03/04 11 21 36ID jummykdW 俺の屍を越えてゆけのまとめサイトの補足(続き)を書こうと思ってたら、ttp //www.linda3.co.jp/ ここのコラムに会話が載ってるので詳しく知りたい人はあっちを参照してください 一応、まとめサイトの続きを簡単に投下します。 51俺の屍を越えてゆけ(続き)sage05/03/04 11 34 23ID jummykdW 本物の朱点童子である黄川人を解放してしまった一族は黄川人やダンジョンのボスから事件の真相を聞きながら黄川人が居る地獄への鍵を手に入れ、地獄で黄川人を打ち倒す。 その時、一緒にお輪も殺してしまうが、お輪は神の姿に戻り、赤ん坊姿になった黄川人とともに天界に帰っていた。 一族の遺影がテーマソングとともに流れてエンディング 一族の呪いが解けたことを示す描写はないが、次回作の構想を読むと呪いは解けたらしい 52俺の屍を越えてゆけ(続き)sage05/03/04 12 14 24ID jummykdW さらに補足、黄川人から 「僕を殺す役目を果たしたら、神以上の力を手に入れた一族は神々にとって邪魔者になる」 というようなことを言われるが、もし黄川人を倒しても呪いが解けなかった場合、神々が一族と交わるのを止めれば、一族は呪いで勝手に滅んでしまうので、神側としては好都合。 この事実や事件の真相を知って、神々に不信感を持っても、一族としては神々の助けを借りるしかなく、黄川人を倒すしかない。 さらに、お手伝いさんとして一族を励まし続けてきたイツ花こそが計画の首謀者・昼子だと分かり、さらに鬱 53名無しさん@お腹いっぱい。05/03/04 14 20 16 ID B9z72A4k 50 むー、どこに会話があるのか探せなかった ヒントキボン 54名無しさん@お腹いっぱい。sage05/03/04 14 47 58ID jummykdW 53 サイトの一番下辺りにある「COMPANY」の3つ目の桝田省治コラムにある。 桝田省治コラムの中程にある俺の屍を越えてゆけコーナーの「俺屍、台詞集」がそれ。 順番はストーリー上とは違うんで気をつけて読んで下さい 514漏屍sage2005/03/21(月) 05 07 45ID pA4fYKKB 俺屍まとめ(公式指南書より抜粋) ■神様 →魔法or技術で不老不死になった何千~万年前の人間。 副作用の為か、子孫を残す事が出来なくなる。 ■人間 →不老不死にならなかった昔の人。 今の人類の祖先。 ■はじまり(1) →時は流れて天女がある人間を好きになり結果、天女は女子(イツ花)と男子(黄川人)の2人の子供を身籠る事となる。 ここで神と人が交わると神の血(力)を引いた子供が産まれる事が証明される。 ■はじまり(2) この子供を巡り、天界は2つに割れる。 革新派:子供達を自分の代理として人間を支配させよう。 保守派:人間に関わるのは止めよう。 まだ自分達の知識を伝える段階ではない。 ■はじまり(3) 革新派の神様が人間界に 【お前達の新しい指導者だ】 っておふれを出す。 で、それを信じた者達が子供達の為に大江山に都を造る。 しかし、時の帝がこれを阻止。 結局、天女と旦那、イツ花はその場で殺される。 唯一、黄川人は信者の手により逃げ落ちる。 516漏屍sage2005/03/21(月) 05 34 24ID pA4fYKKB ■イツ花 →大江山で殺されたイツ花の魂は天界に行き昼子になり、肉体は転生しイツ花になる(非公式?) ■黄川人 →生き残った黄川人は世の中を怨みながら成長。途中、氷ノ皇子等から力の使い方を学ぶ。 が、危機を感じた天界の神々により黄川人の部下の鬼(鬼朱点)の体に封印される。 ■朱点童子 →神様と人間の間に産まれた子供達の暗称。 イツ花、黄川人、主人公一族の事を指す。 ■主人公一族 「朱点童子を殺す為だけに生まれたもう1人の朱点童子、それが君達の始祖サ!!」 (地獄での黄川人との会話) 535名無しさん@お腹いっぱい。sage2005/03/21(月) 14 18 56ID InhhrMoC 514 帝の軍勢に保守派の神が武器とか術を貸し与えていたことも。 肉体がイツ花になる所は小説で描かれてるから、公式としてもいいんじゃなかろうかね。 補足として小説の話:大江山で死んだイツ花の魂は神となり、魂寄せお蛍に導かれ天界へ上り、肉体は神となった魂の神気を浴びて新たな魂が宿り、爺さんと婆さんに拾われて育つ。 小学生ぐらいの年齢で相場屋に奉公に行く事になり、奉公先の主人に眼鏡を貰う。 天界ではイツ花の魂は他の神から「放(ひ)られた子」ということで「放る子(ヒルコ)」と呼ばれ、一部の神(革新派)から忌み嫌われていた。 その後、放る子は昇天の儀式で神としての自分の名前の希望を問われ「昼子」と答え、更に天界一の実力者である大照天夕子から苗字を賜り「大照天昼子」(苗字は反対にすると天照大となり、アマテラスを表す)と名乗ることになる。 人間のイツ花は天界での一部始終を夢として見ており、そこでの昼子はいつも泣いている。 一方、黄川人を連れて逃げた信者は神社の鳥居で力尽き、黄川人は人間だった頃の九尾吊りお紺に拾われる。ダメな亭主のおかげで人生を苦にしたお紺は神社の鳥居で黄川人を絞め殺し、自らも首を吊って死ぬ。しかし黄川人は死んでおらず、氷ノ皇子の元に辿り着く皇子は赤子だった黄川人に母乳の代わりとして自らの血を与える。 神界でも最上位の皇子の血を吸って黄川人は力をつけ、皇子から術を習う。 黄川人は冷たい流水道の底にあって、唯一赤い存在という事で「朱点」と名付けられる。 ある時、人間に酷い目に遭わされ下水道に捨てられ死に掛けの敦賀ノ真名姫(人魚)を見つけた皇子は経を唱え昇天させようとする。しかし、真名姫を助けようと考えた黄川人は皇子から習った術で反発し、皇子を倒して何処かへ消える。 黄川人は人間への復讐を誓い、大江山を襲った山賊の捨丸を彼に怨みを持つ怨霊を使役して殺す。 京の都は妖気に包まれ、天界では滝が燃え上がり、大地が崩れる等の災害が起こっていた。 災いの原因が昼子の弟である黄川人である事を突き止めた神々は、その原因を作った革新派の 神々に黄川人の始末を命じる。結果的に、昼子を含む二十柱の神々が朱点討伐に赴く事になった。 地上では、景気付けにと相場屋の主人が部下を率いて大文字の送り火をするが、突如現れた少年(黄川人)に襲われ、送り火は紫色に激しく燃え上がり「大・江・山」と形を変える。 その直後から都の周辺には妖怪が跋扈するようになる。人々は絶望したが、天界の夢を見るイツ花は諦めていなかった。ある朝、人々が空を見上げると天界から無数の神々とその眷属が大江山に列をなして向かっていく。人々は神々の戦闘を進む見慣れない女神(昼子)について噂した。 朱点の配下の妖怪や怨霊達と神々の激闘の末、傷ついた神々は昼子の合図と共に光となって朱点に捨て身で向かい動きを止める。が、同時に封印を施す筈だった昼子は動かない。 裏切ったかと思われた昼子だが、朱点を確実に封じる為に敵を油断させていたのだ。 朱点は力が強いだけの馬鹿な鬼に封じられ昼子は1人、天界へ帰る。 相変わらず妖気は消え去らないが、それでも活気を取り戻した人々はあの新しい女神を奉る神社を、都の焼け跡の一角に建てる。 騒動で主人を失ったイツ花はそこで昼子神の巫女となり、ゲームでは主人公の家に仕えることになる。
https://w.atwiki.jp/saffran_kai/pages/40.html
2009年 5月16日 雪彦山地蔵岳東稜および正面壁右カンテ 2名 神社上の東屋07:20‐‐‐地蔵岳東稜取付09:15‐‐‐(東稜登攀)‐‐‐地蔵岳頂上 11:30~12:00‐‐‐取付テラス13:15‐‐‐(右カンテ登攀)‐‐‐地蔵岳頂上15:00‐‐‐東屋16:15 今年の目標であるアルプスの本チャンを達成する為の準備として、近場での岩登り本チャンを 計画した。前日の天気予報では当日午前は曇り、昼過ぎから雨であったが、マルチピッチの実戦 を少しでも積みたいので、途中敗退覚悟で予定を決行。幸い当日早朝も天気は曇りで悪化傾向 は緩やかなようであった。鹿野神社上の東屋からスタートし、東稜の取り付きを目指しガイドマップ とにらめっこしながら歩く。登山道が夢前川にぶつかった「出合」から、左岸を不行沢の合流部を 探しながら登り返すが、それを見逃してやや詰め上がってしまった。対岸へ渡り「出合」の標識まで 下り返したところ、途中に不行沢を発見。慎重に登ったにも関わらず何故見逃したのかを「出合」 まで確認に行き二人で納得。また不行沢に戻り、左岸の踏み跡を沢沿いに辿っていくと大きな見 覚えのある岩場が現れ、2倍の時間が掛かって何とか東稜の取付に到着。充分なウォーミング アップで体が温まった。 <東稜> 1ピッチ目はしんさん、2ピッチ目を私が、ツルベで登っていく。3ピッチ目はしんさんの番で、松の 木テラスから左上しチムニー手前に着くが、これ以上継続するとチムニーでザイルが流れなくなる と判断し、ピッチを切った。そこでこのコースの核心のⅣ級チムニーを私が行かせてもらうことにした。 しかし、取り付いてみるとやや立っていることに加えハーケンが少ないので恐怖心が沸いて来て、ク ライムダウンしてしんさんに代わってもらおうかと戸惑ったが、一旦チムニーから体を出してみると右 足の置き場所が見つかり、立ち上がることができた。ブッシュ帯をコンテで越え、馬の背と遭難碑の ピッチはしんさんがトップ。いっぱいにザイルをのばし、最終のコルの手前まで。 最終ピッチも続け てしんさんがトップで。左の杉の木があるクラックから取り付き、5メートルほどで右へ大胆にトラバ ースし、その後微かなルンゼ状のフェースを直上する。下降しながらのトラバースは微妙なバランス が必要で、最終ピッチにふさわしいピリリと辛い刺激的なルートだった。幸い天気はまだ安定していた ので、頂上で軽く食べ物を詰め込んだのち、正面壁右カンテルートをやることにした。地蔵沢沿いの 登山道を正面壁の真正面まで下り、付近から取り付きテラスへ向かう道を探すが見つけられず。 見覚えのあるテラスは沢を挟んで見えているにも関わらず、その下部は切り立った崖に成っていて 直接にはたどり着けない。雨もぱらつき始め、中断も頭をよぎった。しかし少なくとも取り付きまでの 道ぐらいは見つけ出さないと、無意味な敗退になってしまう。落ち着いてガイドマップを見ると、地蔵沢 の右岸に道があるとされている。引き返してその道を探すこと30分。赤テープに導かれ、地蔵沢を 渡り取り、付きへ向かう水平歩道を発見。7・8年ほど前に一度通ったはずだが、この水平歩道の 記憶は頭からすっかり消えさっていた。取り付きに着くと、幸い雨もやんだ様だ。 <右カンテ> 1ピッチ目は途中から右への大きなトラバースがあり、ルートファイングが必要なため、一度経験のある 私がトップで行くことにした。始めはややかぶり気味のクラック沿いに。10メートルほどの間に新旧含め て10本ほどのハーケン・ボルトがあるが、そのほぼすべてを利用し尽くし、見境無くA0を使い、じりじり 直上。恐怖のあまり、丈夫なボルトを見つけると、放棄して懸垂で下りてしまおうかと何度か思った。 一方で着実に岩トレをやってきたんだから、という微かな自負も残っていて、何とか自分を鼓舞して登り 続けた。クラックの上部になるとやや傾斜が緩み腕の疲労は溜まらずに済むが、ハーケンの数が減って 気が抜けない。次はどこから右にトラバースを始めるのかが問題だ。直上し過ぎて加古川ルートに入り 込んでしまったら、もうそこは蟻地獄だ。右に目をやると15m先の杉の根本にボルト群が見えたので、 すがるようにそちら目指して右へトラバースを開始する。見た感じまるで垂壁なのに、ホールドとスタンス がぽつりぽつりと続き、微妙なムーブを交えながら、奇跡のようにフリーでトラバースが可能であった。 ピッチの途中でもいい、ここで一旦しんさんにトップを代わってもらおうとたどり着いたボルト群は、実は 正規の1ピッチ目の終了点であった。 2ピッチ目はしんさんがトップに立った。切り立ったカンテ状のⅣ級。ランニングをきれいに左右に取り 分けながら、慎重に登っていた。填っているようで、叩いてみるとぐらつく岩もあり、見極めながらの登攀 が必要。階段状に見えるが実はつるりとしてあまり掴み所が多くないが、良く探すと要所要所でしっかり 握れるホールドがあった。40m先の小テラスでピッチ終了。私はと言えば、1ピッチ目の恐怖による心の すくみが取れず、セカンドでありながら岩にしがみつくような典型的初心者の登りとなってしまった。 そこで情けながら3ピッチ目もしんさんにトップをお願いした。Ⅲ級のピッチだけあって、しんさんも先ほど と比べるとスムーズにザイルを延ばしていた。左へ寄りながらルートを取ると、最後までブッシュに入らず に長く岩を楽しめる。25m先のブッシュ内の杉の根本でこのピッチも終了。 地蔵岳の頂上で先程よりも堅い感謝の握手。多くの失敗もしたがそれを自分たちで解決できたことや、 手応えのあるルートをつるべで登れたことは、アルプスへの本チャンに繋がるいい経験となった。 ぶち
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/4428.html
157 名前: NPCさん 04/11/23 04 47 19 ID ??? サークルの先輩なんだけど。 どんなゲームをやっても自分からは能動的な行動を一切しない。 て言うか、言動自体異様に少ない、ハイ・イイエを除いて ゲーム中に10回くらいしか発言しない。 自分で行動も考えてくれないので周りのPLが全部の行動を指示、 指示し忘れたりすると何も発言せずジーっとしてる。 かといって楽しそうでないかと言うと結構楽しそう。 自分の家でゲームを催そうとするぐらい。 えぇ。先輩だし、別にそのほかに害がある方じゃ無いので断れませんでしたよ?クククッ この方がGMを何回かやったことがあり、入ったことがあった友人曰く。 「ゲームマスターの言うとおりに話を進めていって、 少しでも考えたところと違うところがあると、10分ぐらいゲームが中断する」 それから 「ゲームマスターの用意して無いところに行こうとしたら、『ちょっと待って』と 言われてそこのマップや設定をその場で作り始めた」 らしい。 NPCに質問の答えで不明瞭な点を聞いたり、聞き込みで街を歩いただけだったとの証言。 そのままゲームは進めることが出来なくなったらしく中断して終わった。 頭の中であらかじめ考えて置いた事以外は大変なイレギュラーらしく、 脳内処理が追いつかなくてゲームに参加できていなかった模様。 普通に話してるときとかは問題ないのに、(少し頭が固いが) ゲームの時だけ更に更に頭が硬直する、こんな困った先輩に乾杯! それでもゲームマスターをする度に、 PLの行動を制限しようとはしなかった先輩は尊敬に値すると思います。 (出来ないんだったら制限してもいいんですyp!) スレ42
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/5250.html